「俺はあまりにも何も残していない、せめて30代のうちに曲を公開しよう」と39歳でポンコツDTMデスメタルを再開したのが昨年2024年のことです。
そして、「40歳の節目にアルバムを出すぞ」と意気込んで2025年中のアルバム完成を目指したものの、これは完全に無理でした。
これは明確な〆切を設定せねばと思い、自分への尻叩きを兼ねて、今年発生した作業遅延要因およびその反省を公開しておくことにします。
次男が入院
年が明けて早々、本当に誰も悪くない、「こんなことが起こるのか」と大変な思いをしたのが、小学生2年生の次男が入院したことです。
休日に嘔吐発熱し、休日診療で救急病院を紹介され、大急ぎで連れて行ったらそのまま5日間入院という流れでした。
詳細は伏せますが、その後もしばらくは経過観察が必要であり、自分の趣味に時間を使う余裕など一切ありませんでした。
引っ越し
前に書きましたが、私は精神障害者としては奇跡のようなレベルのラッキーにより、住宅ローンで中古戸建を買うことに成功しました。

リフォーム工事を終え、その新居への引っ越しは3月上旬に決まっていました。
次男の退院後のあれこれがようやく落ち着いてきたところで、引っ越し荷物をまとめたり、可能な範囲で先に新居に荷物を運びこんだりと、これまた休日はひたすら忙殺される日々でした。
また、私は実家と完全に絶縁しているため、これを機に住民票の閲覧制限をかけるかというのも心労の種でした。
(最終的にマイナンバーカードの利便性を取りました。なお、警察への相談実績は既にあります。)
庭仕事とそれに伴う左手首負傷
引っ越し終了後も荷物の整理はすぐには終わりません。
そして、大きな問題となったのが庭の掃除です。
異常に根が強靭な雑草(?)や、以前お住まいだった老夫婦が植えていた庭木によって、ブロック塀に不用意に力がかかっている可能性があり、早急に撤去する必要がありました。
予算もないので手作業です。
庭を掘れば木の根が出てくる、デカい石がゴロゴロ出てくる。
さらに、樹木は一定程度細かくしないと一般可燃ゴミに出せないため、ノコギリで切断する必要があります。
この一連の作業の過程で左手首を傷めました。
骨の異常等はありませんでしたが、整形外科で「まあ年齢的にこれは長い付き合いになりますね」と言われ、半年以上経った今なお手首の痛みは完全には取れていません。
結果、長時間連続してギターやベースを演奏し続けるのが難しくなってしまいました。
パソコンの買い替え
だましだまし使っていた古いパソコンがついにダメになり、買い換えました。
ここでデータの移行が一部上手くいかず、着手していた一部のレコーディングデータが消失します。
歌詞の方針転換
既発の曲を含め、歌詞を日本語にしてみるのはどうか、と考えました。
ここ数年来、音楽に言語の壁はないといえる状況になっています。
また、「英語ネイティブにとって不自然でない英詞」を自信をもって書けはしないしな、と以前から考えていたのも理由の一つです。
しかし、漢字の多用、古語めいた表現、逆に口語的な言い回し、ラップ的な技法など、様々なパターンを試行錯誤したものの、どうしても自分自身で納得いくものができません。
今時「日本語ロックはダサい」などと思ってはいませんが、中学生の頃の自分が耳元で「お前日本語の歌詞が嫌いだから英語一生懸命勉強してたんじゃないの?」と囁きます。
そんな折、AT THE GATESのTomas Lindbergが9月16日に亡くなりました。
彼が何かのインタビューで「デスメタルの歌詞はホラー映画のようなものではなく、もっと実在の問題を取り扱うべきだ」と語っていたことを思い出しました。
あわせてAlexi Laihoのことも思い出しました。
アレキシは、生前2015年頃に「母語で歌うのが合う音楽ジャンルももちろんあるが、CHILDREN OF BODOMがフィンランド語で歌うことはない。自分たちのジャンルでは英語が一番自然に聞こえる」と語っていました。
もちろん日本語歌詞のバンドを否定するつもりはないですし、ヒンディー語で世界的成功を収めたBLOODYWOODのような例もあります。
しかし、「自分で納得できない表現を取り入れるのはおかしい」と考え、方針を改めました。
これにより、全曲の歌詞を書き直すことになりました。
ドラムトラック作成方法の変更による録り直し
「『一人バンドです!全パートを自分でやっています!』と言い張るには、打ち込みを使ったらダメなのでは?」という考えがふと頭に浮かんでしまいました。
プログラミングによる自動演奏は「自力」とはいえない、というのを払拭することができず、自分ルールの厳密運用としてドラムパートを作り直すことになりました。

ギタートラックへのノイズ混入による録り直し
これが本当に一番痛かった。
問題なさそうな録音済みデータにもクリック音が混入しているのでは?と疑心暗鬼に陥り、この時点で録り終えていたギター/ベースは全て録り直しました。

その他もろもろ
楽曲制作とは直接関係しないのですが、私の操作ミスとバックアップの設定ミスという二重のミスにより、本サイトの過去記事が200本近く消えてしまいました。
重要度が高いものは無事復旧を終えていますが、今なお未復旧記事が多数あります。
その他、一時期の自分自身の体調不良も含め、予測していなかった事態が山ほど発生した2025年でした。
2026年5月に迎える41歳の誕生日までに、どうにかアルバムを完成してサブスク配信できたらと思っています。

