私は岡山県倉敷市で育ったので、「ぶっかけうどん」といえばふるいちです。
全国的に見られる自称ぶっかけうどんは薄すぎて別物です。
倉敷人のソウルフードとして、再現を目指しつつも簡単に作りやすいレシピを考えました。
今回作る「ぶっかけうどん」の注意点
ここで紹介するレシピは、一番スタンダードな「冷たいぶっかけうどん」です。

温かいぶっかけうどんはしょうがを乗せるのに対し、冷たい場合にはしょうがではなくわさびである点に注意してください。
温めて食べていただいてもかまいませんが、私個人としては「冬でも冷たいぶっかけうどん」派でした。
なお、「倉敷 ぶっかけうどん レシピ」で検索すると、大手調味料メーカーがめんつゆを薄めただけの大嘘レシピを載せていたりします。
そのせいで、以下の私のレシピを見て「え?濃すぎない?」と思う方がいるかもしれません。
ですが、他のレシピと見比べて調整するようなことはせず、せめて最初の一度は分量を守って作ってください。
また、うずらを普通の鶏卵の卵黄で代用することも避けてほしいです。
気分の問題だろうと思っていたのですが、実際やってみるとかなり別物です。
材料(1人前)
このレシピは簡単に作れることをかなり優先しています。
従って、以下の材料の中に「省略していいもの」はありません。
大さじと水の計量だけなので、十分すぎるほどお手軽です。
・冷凍うどん…1玉
・みりん…大さじ1(要加熱)
・砂糖…大さじ1
・醤油…大さじ3
・白だし(または2〜3倍希釈のめんつゆ)…大さじ1
・冷水…100cc
・うずらの卵…1個
・刻みのり、刻みねぎ、天かす…適量
・わさび(お好みで)
作り方
①みりんを煮切る
丼にみりん大さじ1を入れ、電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱してアルコールを飛ばします。
ボコボコ沸いていたらOKです。
②ぶっかけつゆを作る
みりんが熱いうちに砂糖大さじ1を加え、混ぜて溶かします。
さらに、醤油大さじ3、白だし大さじ1を加えます。
味が濃い中にも出汁の風味があることが重要です。
粉末や顆粒のだしでは狙った結果が得られず、白だしが一番近いと感じました。
白だしの代わりに2〜3倍希釈のめんつゆ大さじ1でも可。
冷たい水100ccを加えて混ぜたら、かけつゆの完成です。
この写真が実際の見た目に近い色です。
濃すぎると思っても間違いではありません。味見はしなくていいです。濃いので。

※飲まない前提の濃さなので、うどんつゆの量としては少なめにしています。
③うどんを用意する
冷凍うどんをパッケージの記載に従って解凍します。
解凍できたらざるにあけ、流水でしっかり締めましょう。
最近は、資さんうどんが全国展開するなど、讃岐うどんブーム以降に一般化した「コシの強いうどん」以外のうどんも広まっています。
が、ふるいちのぶっかけうどんは、讃岐うどんに近いコシがある麺です。
そのまま使えるタイプのフニャフニャのゆでうどんはダメです。
④盛り付け
水気を切ったうどんをつゆに入れます。
あとは薬味を乗せるだけなのですが、天かすを細かく砕くことでより正しいぶっかけうどんになります。
また、全ての薬味を全体にバラバラかけるのではなく、各ブロックに分けて乗せましょう。
ネット上にある「倉敷ぶっかけうどんレシピ」の中で、これが最も王道に沿ったものである自信があります。
もし「濃くて食べられない」と感じたなら、これはあなたの人生に不要なものです。
薄めるまでして無理に食べなくていいです。
ふるいちイオン四條畷店を応援しよう
これは完全に余談ですが、ぶっかけふるいちの店舗は当然ながら大多数が岡山県内にあります。
私は諸事情により実家から逃走しており、なかなか実店舗に行くことが難しい状況です。
そんな事情もあり、唯一の岡山県外店舗である大阪のイオンモール四條畷店(なぜ?)には定期的に訪れるようにしています。

フードコート内の他の飲食店と比べると決して人気の高いお店ではなさそうですが、自分にとっては片道1時間以上かけてでも行く価値のあるものです。
近畿圏にお住まいの倉敷出身の皆さん、食べて応援しましょう。



