中途半端に持っているパーツ類をヤフオクにでも出そうかと整理していたところ、HIPSHOTのウルトラライトペグに仕様違いがあることに気付きました。
全て新品購入した物であり、いずれもUSA製ですが、ペグボタンの構造というかパーツ構成が微妙に違うようです。
あわせて、Ultraliteの「Short」について、そしてそれぞれの重量についても情報として残しておこうと思います。
イメージの中のウルトラライトと同じもの
今回登場するのは、すべてペグポスト径が細い方のタイプ(3/8")で、Y Keyのモデル。カラーはブラックです。
このタイプがもっとも一般的に知られた仕様であろうと思います。

重量は42.0gです。
ネット上でよく見る数値で間違いありません。

よくあるタイプの安物ペグ(ちなみに重量は58g)と並べてみましょう。

左側の一般的なペグに対し、右側のウルトラライトには、ペグボタンとシャフトを固定するネジが無いのが分かります。
この部分が一体成型になっているのがウルトラライトペグの大きな特徴の1つかと思います。
思っていました。
ペグボタンがシャフトにネジ留めされているもの
と思っていたら、手持ちの他のウルトラライトをよく見ると、おや???

ネジが無いものと、六角のネジで留められているもの、そしてプラスのネジで留められているものがあります。
これらはフリマサイトやAmazonの怪しいセラーから買ったものではありません。
全てサウンドハウスで新品購入したUSA製のウルトラライトペグです。
まあ別に仕様変更されてようと個人的にはいいんですが、細かい部分を気にする人は気になるのではないか、というのが重量です。
1グラム2グラムの話ではありますが、ちょっと重いんですよね(でもまあアメリカ製だし…)。
Ultraliteの「ショート」とは
と、ここで一つお詫びしなければならないことがあります。
話の流れ上、最初は伏せましたが、上記のウルトラライトペグは、通常のUltralite 3/8" Y KeyとUltralite 3/8" Short Y、すなわち普通のタイプと「ショート」のタイプが混在しています。
ショートというのが何が短いのかというと、実際に比較してみた方が分かりやすいです。
通常のウルトラライト(以下、区別のため「ノーマル」と呼びます)と並べてみましょう。
左がノーマル、右がショートです。

見ての通り、ショートの方はペグボタンのシャフト部分が5mmほど短いです。
ちなみに、実は一般的なペグのサイズ感に近いのはノーマルではなくショートの方です。

まあこうして見るとわずかな違いではありますし、ノーマルとショートタイプのどちらが適合するかはもちろん楽器の設計によるので個別の検討が必要ですが、ペグ交換の際はこの点に留意が必要かと思います。
話が逸れましたが、先の重量の件については、ショートとノーマルの違いも勘案する必要があることを前提としつつ、まとめるとこのようになります。
・ショート/ペグボタンのネジなし…42.0g
・ショート/ペグボタンに六角ネジあり…43.0g
・ノーマル/ペグボタンにプラスネジあり…44.0g
個人的に検証できるのはここまでなので、気になる方はお手元のペグを一度チェックしてみてください。
よくあるペグとウルトラライトのサイズの違い
なお、パーツ交換のうえで大きな問題となりうるにもかかわらず意外と知られていない注意点があります。
ウルトラライトペグは軽量でこそあるものの、占有面積が大きいのです。
左側がウルトラライトです。
ネジ穴の位置を揃えたうえで、見てみると、ハウジングの上部がかなり大きいことが分かります。

ウルトラライトの方がだいぶ場所を取るので、ヘッドがコンパクトなベースでうまく収まらなかったり、ペグ同士が干渉してしまうこともあるので注意が必要です。
不安な場合はバラで1つか2つだけ買って現物合わせしてみるのがいいかもしれません。
(ウルトラライトペグはバラ売りで買えるのでそういう検証はやりやすいです。)
左右の入れ替えが可能
さて、ウルトラライトの最大の特徴といえば、やはりこの「低音弦側・高音弦側の区別なく使える」という点でしょう。
六角レンチ(※ミリではなくインチ規格、必ず1/16インチのレンチを使うこと!)があれば、ペグボタンと一体化したシャフトを引き抜いて、反対向きに付け替えることが可能です。

※なお、先に書いたペグボタン側面のネジに関しては、好奇心よりも「外しても大丈夫かな」という恐怖心が上回ったので、私は外していません。
以上、特にオチがなくて申し訳ないですが、手持ちのウルトラライトペグの情報の記録でした。



