「和室 子供部屋」とか「和室 学習机」とかで検索すると、さも普通に和室に学習机を置けるかのような無責任な記事が出てきます。
しかし、実際には「キャスター椅子でも普通の椅子でも畳がすぐにボロボロになってしまう」という大きな問題があります。
今回、和室を子供部屋にあてがってそれなりに納得できる成果が得られたので、実際に購入した机や椅子、その他の機器を紹介します。
6畳の和室を子供部屋に
まず先に「勉強机周りがどんな感じになったか」の写真を載せておきます。

先般購入したボロ家リフォーム完了の末、2階にある6畳の和室2部屋を、長男と次男それぞれの子供部屋としました。

なお、寝具はもともと住んでいたマンションで使っていた2段ベッドをばらして使っています。
今回の本題ではありませんが、これと同じものです↓
(省スペースで助かりましたが、マットレス長さ180cmのセミシングルサイズということもあり、「成長してもずっと使えるか」という点は怪しいです。)
ではここから、今回の引っ越しに際して購入した机などを紹介します。
学習机
学習机に関しては正直完全に値段で選んだので、予算に余裕がある方はお子様の好みのものを買ってあげてくださいという感じです。
現物を見て買おうとすると、なんせB級家具屋でも3万円スタートとかです。
貧乏人は通販で買うしかありません。
今回は、「棚と引き出しワゴンがちゃんと付いている中でなるべく安くてまともそうなもの」を選定しました。
(↓Amazonと楽天市場/Yahoo!ショッピングで出てくる商品名が違いますが、おそらく同じものです)
この手の組み立て家具を作るのは、慣れている大人ならさほど難しくありません。
安全な工程を子供に手伝わせるのも良いでしょう。
ただ、やはり往々にして値段が安くなればなるほど設計が雑です。
この机も、引き出しワゴンの下につけるキャスターの構造に無理があり(元々ついている固定用ネジが飛び出しており、土台の金属板の皿もみも無いのでこれ以上入らない)、ここに付属品の薄いレンチでナットを締め込んでいくのはなかなか難儀しました。

ともあれ、ちゃんと組み立てさえできれば、頑丈な構造で十分に悪くない製品だと思います。
デスクカーペット
基本的に、和室の畳の上にそのまま椅子を置くのはNGです。
今回購入したカーペットはサイズで選んだのですが、毛足が短いわりに厚みがしっかりあって正解でした。
滑らないようフローリングにベタッと固定できるタイプのものもありますが、畳には向かないと思います。
ある程度しっかりしたカーペットを、(多少ずれるのには目をつぶって)ただ置くだけのほうがいいでしょう。
なお、この場合のカーペットは横向きではなく縦向きというか、椅子が動く方向を長くとれる向きに敷きましょう。
学習椅子
一番悩んだのが椅子の選定です。
カーペットを敷いてもなお、よくあるオフィスチェアのようなキャスター椅子だと、常に点で床と接するので畳へのダメージが大きいという懸念があります。
とはいえ、逆にキャスターなしのしっかりした椅子を置いて、ズルズル床をこするのもよくありません。
キャスターで転がすことができつつ、座った時には面で床に接して極力畳を傷めないような椅子がベストです。
「そんなもんあるか?」と思いながら探していたらありました。
座ったら重みでキャスターが無効になる機構を「着座ロック」というんですね。
照明器具
手元の照明スタンドもあったほうがいいとして、当然に必須なのは天井に設置する照明です。
よく考えたら当たり前なのですが、「純粋な和室だと照明の選択肢が少ない」というのは引っ越し直前まで見落としていた盲点でした。
そう、和室はそもそも壁の電気スイッチがないので、ヒモを引っ張ってオンオフするタイプ(プルスイッチ)の照明しか選べないのです。
ただ、小学生男子がリモコンを無くさず定位置に管理できるかはかなり怪しいです。
そうでなくとも、安全上「リモコンの電池が切れた場合に子供が部屋の電気をつけられない」という状況は避けるべきでしょう。
こういう場合に一般的なのは、天井からぶら下げるペンダントライトです。
シンプルなもの、昔ながらの和風デザインのもの、ちょっとおしゃれな北欧調のものなど、選択肢はいくらでもあります。
ただこのタイプ、上にホコリがたまって掃除が面倒なのが難点です。
やはり天井に密着したシーリングライトが望ましいところです。
そうなると選択肢が少なく、「天井に直接取り付けるシーリングライト」かつ「紐スイッチでオンオフ」というタイプは探した限りパナソニックしか作っていないようでした。
という感じで子供部屋を整備してから1か月程度たちましたが、できる範囲でなかなか良い環境が作れたのではないかと思います。
住宅事情で和室を子供部屋にしたいと考えている方の参考になればうれしいです。

