【30代無職転職記】障害者雇用で完全在宅勤務の仕事につくまでの全過程

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「障害者雇用で完全在宅の仕事なんて本当にあるの?」という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
私は発達障害の診断を受けて障害者手帳を取得し、現在はフルリモート(出社なし完全在宅勤務)の障害者雇用で働いています。
ただし、そこを狙って一発で就職できたわけでなく、かなり遠回りな経緯をたどっています。
この記事では、その過程をできるだけ具体的に記載します。

※途中まで障害者雇用の話ではないですが、一般就労についての参考にもなればと思います。

はじめに

障害者雇用で完全在宅勤務の仕事は現実に存在します。
しかし、その選考の候補者となることすら簡単とは言えないかもしれません。
それぐらい難しい目標です。

また、身も蓋もない話で申し訳ないのですが、ネット上にあるこの手の「転職体験談」みたいな話は、往々にして再現性が低いものです。
「その通りにやれば同じ結果が得られる」ということは全くなく、むしろ運の要素が9割以上と言っても過言ではないと思います。
タイミングに加えて、もちろん過去の職歴や学歴も大きな要素です。

この記事でも、障害者雇用や在宅勤務について一般論を解説することよりも、私自身が実際に経験した転職活動を記録することを重視しています。
私の場合は、過去の職歴、趣味で続けていた音楽、無職期間中に始めたブログ、偶然見つけた求人、在宅派遣の経験など、一見すると障害者雇用の仕事探しとは関係なさそうだった経験が後からつながっていきました。
同じ結果の再現は不可能な話ですが、「こういう経緯を経て完全在宅の障害者雇用にたどり着いた」という一例として読んでもらえればと思います。

失業を経て障害者手帳取得までの仕事遍歴

元々、私は初めから障害者として就労していたわけではありません。
紆余曲折を経て発達障害(ASD)の診断がつき、障害者手帳を取得したのは34歳のときです。
まずは、それまでの経歴を順を追って書いていきます。

鬱で正社員ルートから脱落

私は大学を卒業した後、大学で勉強していた分野に関係するとある団体に就職しました。
新卒での職歴のスタートはいわゆる団体職員で、総務に近い仕事をしていました。
その後、総務経験をもって営利企業に転職しようと考え、20代後半で日用品の製造メーカーへ。
そして30歳を過ぎたころに再度転職し、この3社目の工業系メーカーで人生初の上場企業勤務となりました。

こう書くと順調にサラリーマン街道を歩んでいるように見えますが、実のところ、私は働く先々でメンタルの不調に悩まされ、転職活動の際にはそれを隠してきました。
また、3社目で上場企業に入社した(ラッキーで実力以上の会社に入社できてしまった)ときに痛感したのですが、私は「中小企業だからギリ通用していただけで、大きい会社で仕事を回せるほどのスキルは身についていない」というのが実情でした。
「大企業」で「十年選手の大卒正社員」に要求されるレベルの仕事をこなすなど、私には不可能だったのです。

3社目の会社は、経験のある総務よりも人事寄りの業務を任されたことや、それまでの会社とは毛色の違う人間関係、さらには企業規模の大きさによる人数の多さまでもが徹底的に合わず、私は完全にメンタルをやられてしまいます。
結果、32歳にして正社員の仕事を退職せざるをえなくなってしまいました。
30過ぎて突然の無職です。

先に書いた通り、私はこの時点ではまだ障害者手帳を取得していません。
というか、そもそも自分の発達障害を自認できていませんでした。
精神的な不調に苦しむ中でいわゆる「大人の発達障害」について見聞きし、「もしかしたら自分もそうなのではないか?」と疑うようになったのがこの時期のことです。

失業中に2つのブログを立ち上げ

私はこの無職の時期に、2つのブログを開設しました。
発達障害に関連する情報について書くためのブログ「波の下にも都はあるんだよな…」と、趣味である楽器・音楽関連の情報を発信するブログ「ベースエフェクター研究室」です。
(※現在の当ブログにはこの2つのブログの過去記事を統合しています。)

恥ずかしい話ですが、私は当時「プロブロガー」などと自称する界隈の煽りを真に受けて、「ブログで稼ぐ」ことを少しだけ夢見ていました。
当然ながら、実際にはブログから大きな収益を上げるのは簡単ではありません。
ただ、流行に乗って「既存のブログサービスは使わず、レンタルサーバーを契約してWordPressで独自ドメインのサイトを立ち上げる」という判断をしたことが、後になってプラスに働くことになります。

完全在宅のアルバイト(ライター業務)

無職期間を経て徐々に心身の調子が回復してきた私は、とりあえずアルバイトから社会復帰を目指すことにしました。
この時考えたのが、「何か在宅で働けるバイトは無いか?」ということです。
しかし、色々な求人サイトを見てバイト探しをしても、当時はまだそんな求人はほとんどありませんでした。

そんな折、Indeedをながめていて見つけたのが、とある音楽系ウェブマガジンのライター募集という求人でした。
ウェブライターの経験はなかったものの、私はこの求人に「自分でもいけるのでは?」と飛びつきました。
そして、10代の頃からバンドをやっていた経験や、ジャズやエクストリームメタルといった「ちゃんと書けるライターが少ないジャンル」に比較的詳しいこと、さらに音楽関係のブログをやっていることもプラスに働き、無事ライターとして採用されました。

入れるシフトが少なかったので、ここでの稼ぎは正直、お小遣い程度ではありました。
しかし私はここで、ウェブライティングの技術に加え、SEOなどのデジタルマーケティングの基礎について学ぶことができました。

なお、在宅アルバイトとして、英語が得意であれば海外の企業がワールドワイドに募集している在宅の仕事(※実態としてはアルバイトではなく業務委託)という選択肢も存在しました。
実際に働くことはできなかったものの、これについては個別記事で書いています。↓

【海外企業の在宅ワーク】LIONBRIDGEに申し込んでみた話
在宅バイトを探していたところ見つけた、アメリカのLIONBRIDGEという企業の仕事。できるなら「LIONBRIDGEのバイトに受かるまで」みたいなタイトルで書きたかったですが、残念ながら私は採用試験に合格することができず、採用はされません...

また、中国人向けオンライン日本語スクールの講師にも応募したことがあります。
公的な語学学校ではないので、資格がなくても講師になれるようでした。

ここまでの過程で、「誰でも応募できる在宅の仕事というのは確かに少ないが、探し方さえ工夫すれば見つけ出せる」と分かりました。

クラウドソーシングにも挑戦(これは失敗)

「フリーランスの在宅ワーカーとして稼ぐ」という方向のとっかかりとしてメジャーなのが、クラウドワークス等のクラウドソーシングサイトで仕事を受注し、報酬を受け取るというものです。

ただ、私も一時期チャレンジしましたが、デザインやプログラミングなど、特筆できる専門スキルがない限り、クラウドソーシングでまともに稼ぐのはかなり厳しいというのが個人的な感想です。
逆に、何らかの資格や需要の大きいスキルを持っている人であればチャンスがあると言えるでしょう。

※余談ですが、なんせ私はクラウドワークスでマルチの勧誘に引っかかったこともあります。
興味のある方はご一読ください。↓

クラウドワークスの月30万円稼げる案件はマルチ商法「ワールドベンチャーズ」の勧誘だった
私は勤めていた会社を退職することになった後、アルバイトをしつつ、並行して長期的に続けられる在宅の仕事探しをしていました。しかし、単発ではない継続案件となると数も少なく、なかなかよさそうなものが見つかりません。そんなある日、クラウドワークスの...

在宅派遣を利用し、完全在宅の派遣社員に

LIONBRIDGEやクラウドソーシングの失敗も経つつ、たどり着いた2つめの在宅仕事がキャスターの「在宅派遣」を利用した派遣社員の仕事でした。

※この時点でもまだ障害者手帳は未取得です。
【在宅派遣】テレワーク派遣社員を実際にやってみた体験談
少し前から派遣の仕事を在宅でやっているのですが、それには株式会社キャスターの「在宅派遣」というサービスを利用しています。時給制の派遣社員契約でありながら家のパソコンで仕事ができ、出勤の必要がないというものです。そして実際に働いてみて、子持ち...

採用されたのは、詳細は伏せますが、またしても音楽関係にカテゴライズされる企業。
この仕事にもここまでの経緯が活きました。

この企業にはそもそも常駐の事務スタッフがおらず、担当業務はまさに「デスクワーク全般」という感じでしたが、これは総務経験の長い自分にとって難しいものではありません。
加えて、「WordPressでのウェブサイト管理」も任されるようになりました。
WordPressで個人サイトを立ち上げた経験が仕事の役に立ったわけです。
楽器やPAに関する知識も必要でしたが、趣味のバンド活動で得た知識水準で十分にクリアできたことは幸運でした。

障害者手帳を取得し、障害者向け転職エージェントに登録

そしていよいよ、私は発達障害の診断を受け、障害者手帳を取得。
これが、前述の在宅派遣の仕事をしていた途中の時期、2019年の冬のことです。
この時点で私は34歳になっていましたが、ようやく「障害者雇用の仕事を探す」という選択肢が得られました。

とは言うものの、いくつかの障害者雇用向け転職エージェントに登録してみても、当初における仕事探しでは在宅で働ける仕事は思ったほど多くなかったというのが正直なところでした。
在宅勤務でも「週に1回は出社」という条件だったり、完全在宅でありながら「対象は首都圏在住の方のみ」だったり、という感じです。

そんなこんなで2020年になり、焦りを感じながらTwitterで情報収集をしていたときのこと。
私がたまたま目にしたのが、「DIエージェント」という、それまで知らなかった転職エージェントのツイートでした。

「以前は首都圏限定のサービスだったのが関西圏にも対応スタート」という話なのですが、それよりも強く興味を引かれたのが、どうやらこのDIエージェントというところは「在宅勤務の掘り起こし」に力を入れているらしいという点でした。
私はすぐさまDIエージェントに登録しました。

職歴のブランクもあったので、実際に紹介してもらえた求人はさほど多くありませんでしたが、その中で正社員ではなく契約社員ではあるものの「ここで働きたい!」という完全在宅の求人がありました。
「全国どこに住んでいる人でもOKで出社の必要は一切なし」という求人は、当時(まさにコロナ前夜のタイミング)ではかなり珍しく、条件からしてライバルが多そうです。
しかし、ここで奇跡的なレベルでここまでの経験が活きることになります。

まず、この企業の業種は、私が新卒で働いていた業界に関連するものでした。
自分で言うのもなんですが、この業界の内部知識を持っている人材はかなりレアです。

そして、業務内容にはウェブライティングやデジタルマーケティングの知識が求められました。
これはライターのアルバイト時代に経験済みですし、ブログの運営を通して情報を収集している分野でもあります。

さらに、この企業にとっては完全在宅勤務者の募集は初の試みであり、在宅で雇用されて働いた経験のある人が望ましいようでした。
はい!私2年ぐらい在宅勤務で働いてますよ!

実は正直、もうこの時点でかなり自信がありました。
そして実際に無事採用され、現在に至るというわけです。

障害者雇用で完全在宅の仕事を探すときに重要だと思うこと

ここまで私自身が現在の仕事にたどり着くまでの経緯を書いてきました。

振り返ってみると、最終的に障害者雇用かつ完全在宅の仕事に就くことができたのは、何か特別な転職ノウハウを知っていたからではありません。
むしろ、その時々で見つけた仕事に応募したり、たまたま目に入った情報を調べたりしているうちに、それまでの経験が後からつながっていったという感覚の方が近いです。

そのため、「こうすれば障害者雇用の完全在宅求人に必ず受かる」という方法を紹介することはできません。
一方で、自分の経験から「障害者雇用で完全在宅の仕事を探すなら、これは意識した方がいい」と思うことはいくつかあります。

転職エージェントを一社だけに絞らない

障害者雇用の仕事を探すのであれば、転職エージェントを利用するのは有力な選択肢の一つです。
ただし、最初に登録した一社だけですべての求人を探そうとするのはおすすめしません。

私自身、障害者手帳を取得した後に複数の障害者雇用向け転職エージェントへ登録しましたが、当初は「完全在宅で働ける仕事は思ったほど多くない」という印象でした。
「在宅勤務可」と書かれていても週1回の出社が必要だったり、完全在宅でも勤務地域に制限があったりして、私の希望条件に合う求人はなかなか見つかりませんでした。
ところが、その後にたまたまTwitterで見かけたDIエージェントの情報から、私がそれまで知らなかった転職エージェントの存在を知ることになります。
そして、そこで紹介された求人が、結果的に現在の仕事につながりました。

この経験から感じたのは、転職エージェントによって保有している求人や得意としている分野が違うということです。
特に「障害者雇用」「完全在宅」「全国どこからでも勤務可能」といった条件を重ねると、そもそもの求人数がかなり絞られます。
だからこそ、最初の一社で希望する求人が見つからなくても、「自分には完全在宅の障害者雇用は無理なのだ」と判断するのは早いと思います。
複数のエージェントに登録して、それぞれから情報を集める方が、少なくとも私の経験には合っていました。

【当事者が使って比較】発達障害の転職活動でおすすめの転職エージェント4選
発達障害・精神障害のある人が障害者雇用での転職を考えるなら、転職エージェントを複数利用することをおすすめします。私自身、発達障害(ASD)の診断を受けて精神障害者手帳を取得した後、障害者向け転職エージェントを利用して仕事を探し、2020年5...

「完全在宅」と「在宅勤務可」は別物

「在宅勤務の仕事を探している」という場合、求人票に「在宅勤務可」「テレワーク可」「リモートワーク可」などと書いてある求人を見つけることになると思います。
しかし、これらが必ずしも「一度も出社しなくていい仕事」を意味するとは限りません。

私自身も障害者雇用の求人を探していた際、「在宅勤務だが週1回は出社」「完全在宅だが首都圏在住者のみ」といった求人を目にしました。
これは現在でも、完全在宅勤務を希望する人が求人を探す際には注意しておいた方がいいポイントでしょう。
「在宅勤務可」という言葉だけを見て応募するのではなく、出社頻度、勤務地の制限、入社時の研修や面談で出社が必要なのかなどを確認する必要があります。

特に私のように「そもそも電車通勤自体が難しいので完全在宅で働きたい」という人にとっては、この違いは非常に大きなものです。
求人票だけでは判断できない場合は、転職エージェントや企業の採用担当者に「完全在宅勤務が可能なのか」「出社が必要になるケースはあるのか」を確認しておいた方がいいでしょう。

求人サイトだけでなくSNSや企業サイトも見る

私が現在の仕事を見つけることができたのは、Twitter(現X)で偶然見かけた転職エージェントの投稿がきっかけです。
これはかなり運の要素が強い出来事なので、「SNSを見ればいい仕事が見つかる」という話では全くありません。

ただ、ここから学べることはあります。
転職活動というと、どうしても求人サイトで条件を入力して検索することを中心に考えがちです。
しかし、企業や転職エージェントがSNSで求人情報や採用に関する情報を発信していることもあります。
また、企業によっては大手求人サイトには掲載せず、自社の採用ページだけで求人を募集していることもあります。
求人サイトに載っている求人だけが世の中に存在する求人ではないのです。

もちろん、すべての求人サイトやSNSを毎日チェックすることは不可能です。
しかし、完全在宅の障害者雇用というように条件を絞って仕事を探すのであれば、検索できる場所を一つに限定しない方がいいでしょう。
求人サイト、転職エージェント、企業の採用ページ、SNSなど、複数のルートから情報を集めることをおすすめします。

在宅勤務の経験そのものがアピール材料になる

私の場合、現在の仕事に採用された際に意外なほど効果があったのが、既に在宅勤務で働いた経験があることでした。

現在ではリモートワークそのものは珍しくありませんが、私が完全在宅の仕事に採用されたのは2020年です。
しかも、応募した会社にとっては完全在宅勤務で人を雇用すること自体が初めての試みでした。
そのため、「本当に在宅で仕事を回せる人なのか」という点は、会社側から見ても重要だったのだろうと思います。

そこにあって私は、すでに約2年間、在宅派遣の仕事をしていました。
もちろん、それだけで採用されたわけではありません。
しかし、企業側からすれば、実際に在宅勤務を経験している人なら、

・オンラインでのコミュニケーションに慣れている
・自宅で仕事をする環境を作れる
・出社しなくても仕事を進められる

といった点をある程度期待できます。

「障害者雇用だから在宅勤務を希望する」だけではなく、「すでに在宅勤務で働いた経験がある」ことは、れっきとした職務上のアピールポイントになると私は考えています。
もし過去に在宅勤務やリモートワークをした経験があり、かつそこでしっかりアウトプットを出せていたのであれば、職務経歴書や面接でも積極的にアピールしてよいと思います。

過去の経験が意外なところで評価される

私が一番伝えたいのがこれです。
「こんな経験が仕事探しの役に立つとは思わなかった」ということが、本当にあります。

現在の仕事に採用されるまでの経緯を振り返ると、私がそれまでにやってきたことが、かなり複雑につながっています。
新卒時代に働いていた業界の知識。
総務として働いてきた経験。
音楽系ウェブマガジンでのライター経験。
そこで身につけたウェブライティングやSEO、デジタルマーケティングの知識。
趣味で続けていた音楽活動。
個人でWordPressのブログを立ち上げて運営していた経験。
そして、在宅派遣で実際にリモートワークをしていた経験。

これらは、それぞれを単独で見ればたいしたことではありません。
特に個人ブログなどは、本当に「趣味を活かした小遣い稼ぎ」程度のものです。
ところが、最終的に応募した会社の求人を見ると、そこに「業界知識」「ウェブライティング」「デジタルマーケティング」「在宅勤務経験」という、それまでの自分の経験がほぼ全部つながっていました。

もちろん、こんな都合のいいことが毎回起きるわけではありません。
私自身、現在の仕事にたどり着くまでには様々な失敗がありましたし、応募しても採用されなかった求人もたくさんあります。
しかし、一見すると仕事とは関係なさそうな趣味や過去の経験が、思わぬところで評価されることがあります。
だからこそ、転職活動中に「こんな経験は何の役にも立たない」と自分で決めつけないことが大切なのではないかと思います。

最初にも書いた通り、私の経験にはかなり運が絡んでいます。
そのため、この方法をそのまま真似すれば同じ結果になるとは思いません。
ただ、完全在宅の障害者雇用という条件で仕事を探すのであれば、使えるものは全部使って、できるだけ多くの求人・企業・転職エージェントに触れてみることには意味があると思います。
「こんな経験が何の役に立つんだろう」と思っていたものが、案外、次の仕事への入り口になるかもしれません。

障害者雇用で完全在宅勤務を目指すなら、まず「自分に何ができるか」を探してみる

というわけで、私は田舎の自宅から、東京の先進的な会社に完全リモート勤務をしています。

何度も書いている通り、本記事のノウハウとしての再現性は低いといえます。
ただ、在宅勤務の選択肢自体は当時より確実に増えており、「探し方次第で仕事は見つかる」というのは間違いないはずです。

重要なのは、その仕事を探し当てるために、求人サイトや検索エンジンでの検索、SNSの活用、そして複数の転職エージェントへの登録など、面倒でもあらゆるルートを用いてとにかく情報を集めることです。
それによって、初めて「自分にとって効率的な仕事の探し方」が見えてきます。

私も情報収集に一番執念を燃やしました。
もちろん手間も時間もかかりますし、おかしな求人に引っかからないよう情報を取捨選択するのも大変ですが、何がプラスに働くかは本当に分かりません。
結果、入社3年経った2023年の春には正社員に登用されることができました。
とにかくやれることは全部やりましょう。

「自分には大したスキルがない」と思っている人でも、過去の仕事や趣味、個人活動の中に、思わぬところで評価される経験があるかもしれません。
完全在宅の障害者雇用を探しているなら、求人を探すだけでなく、自分が何を経験してきたのかを一度棚卸ししてみることをおすすめします。

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