バンドのロゴを手書きとWindows標準ペイントソフトで自作

当サイトは広告収益によって運営しており、ページ内のリンクにアフィリエイト広告を含みます。

1人バンドプロジェクト用のロゴ作成について、デスメタルロゴデザインの実績がある人に有償で依頼しようとも考えたのですが、せっかくなら自力でやってみようということで、手元にあるものだけで作成してみました。
正直クオリティとして満足なレベルとは言えませんが、まあまあ気に入ったので、当面はこのロゴを使っていくつもりです。
ロゴ作成の手順について記録しておくので、「とりあえずスマホとパソコンはある」という人なら追加出費なしで再現できるであろう、雑ロゴ作成の手法をご紹介します。

素案作成

「PHILOSODOMY」というバンド名を決めた後、手書きでロゴの案をいくつか考えました。
その際に念頭に置いていたのは、「〇〇みたいなやつ」という感じではなく、「どのようなシルエットにするか」という点です。
デスメタルバンドのロゴの字体というかデザインは、スマートだったりトゲトゲだったり、輪郭が明確だったり全く読めなかったりと様々ですが、文字単位ではなく「全体で見たときにどのような形状に収まるか」を決めるのが第一段階だと考えました。

「真ん中の文字を大きくして左右対称を意識する」というのはありがちですが、やはりバランス調整がやりやすいです。
鉛筆でいくつかラフ案を書いた中で、右の2つが候補に残りました。

最終的に一番気に入ったものを、左右対称を意識しながらデザインし直し、ボールペンで清書。
それをスマホで撮影した画像を、角度を調整し、コントラスト等の加工で明暗を強調したのがこちらです(jpg)。
この程度までなら紙と鉛筆とボールペンとスマホがあればできます。

なおボツ案も載せておきます。
「いかにもデスメタル」という感じのトゲトゲを生やしてみましたが、自分の音楽性にあまり合わないので採用しませんでした。

ペイントでモノクロ化

ここから、先ほどのデータをパソコンに保存し、Windows標準のペイントで加工していきます。

まず、先の画像は完全に白黒ではなく、拡大すると色が混ざってしまっているので、二階調のモノクロ画像にします。
ペイントで保存する際にモノクロビットマップ(bmp)を指定すると、画像を完全に白黒にすることができます。
ただし、画質は悪くなるので、一旦ロゴがガタガタになってしまいます。

この時点で、背景部分に黒ドットが乗ってしまっていたり、ロゴ内に白い点が抜けてしまっていたりするのを修正します。
あわせて、めちゃくちゃ拡大して輪郭をドット単位で修正していきます。
当然綺麗にはいきませんが、既にガタガタなのであまり気にしません。

※記事中の画像表示の都合上、こちら↓はbmpファイルではなく、実際に作成したbmpファイルのスクリーンショットをjpgファイルとして保存したものです。

バランスを見ながら微調整

ここまでの状態で、「最後のYのツノの生え方が左右のバランスを損ねている」と感じたので、1文字目のPのツノ部分を範囲指定・反転コピペで切り貼りして修正しました。
その後細かい調整を加え、pngファイルとして保存したのがこちらです。

ペイントの範囲指定は水平垂直の四角形でしか切り出せないので、コピペしようとすると当然いらないものまでついてきますが、繋がりがおかしくなる部分や不要な部分も含め、拡大しまくってひたすらマウスの手作業で整えました。
全範囲指定で白黒反転させたり、またモノクロビットマップにしたものをpngで保存し直したりを続けていると、なんとなく悪い部分が分かってきます。
拡大縮小を何度も繰り返しながら、納得いくまでちまちま修正を重ねました。

最終的に、ツノの形状を整えたり、Hの足の長さに差を付けたり、複数あるOの形状をある程度統一したりした後、白黒反転して確定したバージョンがこちらです。

ロゴの配置には、「Xのアイコンのように丸く切り取られても確実に収まる」という点も考慮しています。
実際に使うときはギリギリまで大きく写るようトリミングする等、適宜処理が必要かとは思います。

ちょっと線が細すぎる気はしますし、やはり雑な仕上がりではありますが、神経質な感じが出て結構気に入っています。
いずれデザインをし直すことがあるかもしれませんが、ロゴはひとまずこれで完成とします。

タイトルとURLをコピーしました