私は精神障害者手帳3級を取得していますが、アラフォー所帯持ちでありながら医療保険に入っていませんでした。
ネット上では「障害者手帳を取ったら保険に入れなくなる」といった話を見かけることがありますが、私の場合は精神障害者手帳3級を取得した状態でも、医療保険とがん保険に加入することができました。
もちろん、保険に加入できるかどうかは健康状態や告知内容、保険会社の審査などによって変わるため、「障害者手帳3級でも必ず加入できる」という話ではありませんが、実際に私が保険相談を利用し、どのような保険を提案され、最終的にどの程度の保険料になったのかを記録しておきます。
精神障害者手帳3級でも医療保険に加入できた
まず結論から言うと、私は精神障害者手帳3級を取得した状態で、医療保険とがん保険に加入できました。
ただし、ここは誤解のないようにしておきたいところです。
「障害者手帳を持っていても絶対に保険に入れる」という意味ではありません。
保険会社によって引受基準は異なりますし、実際に加入できるかどうかは個々の健康状態や告知内容などによって判断されます。
私自身も最初から「普通の医療保険に問題なく入れるだろう」と考えていたわけではありません。
むしろ、障害者手帳を持っていることもあって、保険加入についてはかなり不安がありました。
そこで今回は、自分で保険商品を探して申し込むのではなく、FPさんに相談することにしました。
保険マンモス経由でFPに相談
今回利用したのは「保険マンモス」です。
私は田舎住まいなので、保険相談窓口を選ぶにしても近所に店舗がたくさんあるわけではありません。
近場にある店舗型の相談窓口として「ほけんの窓口」も過去に2回利用したことがありますが、担当者が固定されない点を少しデメリットに感じていました。
今回は、家族構成や健康状態なども含めて相談したかったため、担当FPさんが付くタイプの保険相談を利用することにしました。
保険マンモスの場合、提携しているFP会社から担当者が紹介される仕組みです。
そのため、実際にどのFP会社・担当者が付くかによって、取り扱っている保険会社の数などが変わる可能性があります。
今回私を担当してくれたFP会社の場合、取り扱い保険会社は40社以上あり、結果として十分な選択肢の中から保険を検討することができました。
なお、店舗型ではない故に、自宅またはカフェ等で面談をすることになります。
私の場合、FPさんとの面談は(契約後の書類受渡しの1回を含め)計4回でした。
何を補償するか
私は精神障害者手帳保有者でありながら、幸運にも近所のボロ家を購入するのに住宅ローンを組むことができ、団信にも加入できています。
【精神障害者手帳持ちでも住宅ローンを組めた話はこちら】

そのため、万一死亡した場合については、団信によって住宅ローンがなくなる状態です。
そこで今回は、死亡保障よりも病気や入院に備えることを優先することにしました。
40歳くらいになると、「昔の同級生ががん(あるいはもっと珍しい難病)になった」という話も少しずつ聞くようになります。
そこでFPさんには、「通常の病気や入院に加えて、がんにも備えたい」という希望を伝えました。
その結果、引受基準緩和型の医療保険・がん保険を2社提案してもらいました。
どちらも医療保険とがん保険がセットになったもので、保険料は月額1万円程度。
比較してみると、うち1社のほうが補償内容が良く、保険料もほぼ同じだったため、そちらを中心に検討することになりました。
月1万円の保険料をどう削るか
ただ、障害者雇用で働いている私にとって、掛け捨ての保険料が月1万円、年間12万円というのは決して小さな金額ではありません。
そこでFPさんに、「保険料が払えなくなって解約するのが一番もったいないので、どうしても残したほうがいい補償だけ残して削るとしたら、どこを削りますか?」と聞いてみました。
そこで提案されたのが、がん保険の「標準治療」と「先進医療」の補償のうち、標準治療の補償を外すという方法でした。
最初に聞いたときは、「逆では? 削るなら保険外の先進医療では?」と思いました。
ところがFPさんから、「標準治療については公的医療保険や高額療養費制度の対象になる部分がある。一方、先進医療は通常の公的医療保険とは扱いが異なるため、保険で備える意味がある」という趣旨の説明を受けました。
もちろん、これはあくまで私の保険を選ぶ際に受けた説明であり、すべての人に同じ選択が適しているという意味ではありません。
私自身は説明を聞いて納得できたので、その方向でプランを組み直しました。
その結果、月額保険料は1万円程度から7,000円台まで下がりました。
年間で考えると大きな差です。
実際に加入してみて
このような経緯で、私は精神障害者手帳3級を取得している状態でも、医療保険とがん保険に加入することができました。
繰り返しになりますが、これはあくまで私の場合の一例です。
障害者手帳の有無だけで保険への加入可否が決まるわけではなく、実際の引受判断は保険会社や告知内容などによって異なります。
また、私が加入した具体的な保険会社や商品名については、この記事では明示しません。
同じ条件の人が同じ保険に加入できるとは限りませんし、保険商品は今後変更される可能性もあるためです。
今回私が実際に相談して感じたのは、ネット上の「障害者手帳を取ったら保険に入れない」といった情報だけを見て、最初から諦める必要はなかったということです。
自分一人で探すよりも、FPさんに現在の状況を伝えたうえで、加入できる保険や保険料について相談してみるという方法もあります。
私の場合は、最終的に月7,000円台の保険料で、医療保険とがん保険に加入するというところに落ち着きました。
これで不測の事態への備えは一応できた、と考えることにします。
とはいえ、保険に入ったから安心というわけではありません。
できるだけ保険を使わずに済むよう、日々の健康にも気を付けて生活したいものです。

