【トラブル防止】パワーサプライやエフェクターの空いた口にフタをする

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特にライブハウス等の暗い環境において、ジャックがたくさんあるマルチエフェクターの背面にシールドを挿し間違えたり、パワーサプライのインプットジャックではなくアウトプットジャックにアダプターを挿してしまったりして「あれ?音が出ない!」というのは案外慣れていても起こりうるトラブルです。
そのようなトラブルの防止策として「ジャック自体をふさいでしまう」という方法があります。
今回は私が実際に使っているものを紹介します。

使わないジャックの穴をふさぐ

「使わないジャックをふさぐもの」というと、楽器を演奏しない人でもスマホ用の防水キャップなんかが思い浮かぶのかなと思います。
機材のジャックについても、ホコリ等が入らないように蓋をするためのグッズが存在します。
オーディオやPAの分野で「ダストプラグ」とか「ダストキャップ」と呼ばれているような物です。

「慣れればどこのジャックに挿すかなんて間違えない」というのは事実だと思うのですが、私は心配性なもので、「間違えて違う穴に入れちゃったらどうしよう」と不安でしょうがないのです。
そうでなくても、冒頭で書いたとおり、暗い場所や慣れない環境では挿し間違いのリスクが高まります。
無用なトラブルを予防するためにも、問題発生の要因になるポイントは事前に潰しておきましょう。

シールドを挿すジャック用の蓋

きっちり組み込んだエフェクターボードが一般化した昨今でも、「ボードを組むのではなく現場で少数のエフェクターを繋いでセッティングを済ませる」という人はいると思います。
しかし、マルチエフェクターや多機能エフェクターは、ステレオイン/ステレオアウトセンド/リターンのほか、外部エクスプレッションペダルやタップテンポスイッチを接続できるといった機能により、大量のジャックを持つ場合があります。
そこまで複雑でなくとも、焦っていると使い慣れているはずの機材でも「あれ?どっちに挿すんだっけ?」となりかねません。

で、エレキギター・ベース用のいわゆるシールドケーブルのプラグは、6.3mmの標準フォーンプラグです。
このサイズのジャックに蓋をするのに使えるものとして、NEUTRIKのNDJというダストキャップがあります。
少し硬めのゴム素材でしっかり装着でき、取っ手があるので着脱もしやすいです。

「もっと目立たない方がいい」「スペースを取らない物がいい」という場合におすすめなのが、Custom Audio JapanのPhone Jack Protectorです。
ボードに組み込んだエフェクターのジャックに蓋をしたい場合には、省スペースなこちらの方が使い勝手が良いです。
(※ただし、取っ手が無いので一度装着してしまうと外すのが面倒です。)

なお私は現在、このCAJの方のキャップをプリアンプのチューナーアウトにはめています。

いや、挿し間違えのおそれは全く無いので、別にわざわざ蓋をしなくてもいいのですが、ボードにかなりギチギチに詰め込んだレイアウトにしているため、なんとなくジャックがパワーサプライ本体に触れたら嫌だなというだけです。

パワーサプライ用の蓋

続いてパワーサプライです。
パワーサプライも、機種によっては「アダプターを挿すためのジャック」と「9Vを出力するためのジャック」、あるいは「もう1台のパワーサプライをリンクさせるためのジャック」といった、同形状でも役割の違う穴がすぐ近くに並んでいて紛らわしい場合があります。

この用途で蓋に使えるものもあります。
画像では「LINK」のジャックに蓋をしています。

購入したのはテクノべインズのこちらで、最初は「少しゆるめの装着感かな?」と感じたものの、ゴム素材なので勝手に外れたりはせず、今のところ運搬中にどこかに行ってしまったことはありません。

まあ、これらは別になくても全く困りませんし、必要ない人にとっては全くいらないものです。
とはいえ安く買えるものなので、試してみようと思った方は何かのついでに買っておいてみてもよいのでは、と思います。

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