来年で40歳になることに鑑み、これまで色々と理由を付けて先延ばしにしていた1人バンドの音源制作に今度こそ取り組むことにしました。
ここ最近の様々な出来事に影響されたことにより、クオリティよりも「完成させること」を優先し、できたものはサブスクに上げるところまでやりたいと思っています。
自分を追い込んで尻に火をつけるべく、バンド名の.comドメインまで取得してしまった結果このサイトが生まれたわけですが、「バンドのウェブサイト」的なものを運営するつもりはないので、当面は過去にやっていたブログの統合や活動上の記録簿として本ブログを活用していこうと思います。
自己紹介
わざわざ書く必要もないのですが、このサイトの開設自体が私にとって決意表明のようなものでもあるので、簡単に自己紹介を書いておきます。
私は本記事の作成時点で39歳の男性です。
出身は岡山県で、X(X JAPAN)の影響で中学生の時にエレキベースを始めました。
高校生まではメタルばかり聴いていましたが、大阪の大学に進学した際はジャズサークルに入り、理論やアドリブについて学びました。
とはいえ、今も一番好きなジャンルはメタルであり、特にDEATHやCYNIC、OBSCURAなどのデスメタル、プログレッシブでキャッチーなメタルが好きです。
20代の頃には友人とバンド活動をしていた時期もありましたが、結婚を機に奈良に住んでからは楽器を演奏する機会もなくなっていたのが実情でした。
そのまま演奏活動からフェードアウトしていた可能性もあったところ、Twitterを通じて知り合ったのが、同じ岡山出身で奈良在住のデスメタルドラマーRyosuke君です。
リハビリと称して数回スタジオに入った後、私は彼の所属するデスメタルバンドORCUSに加入することになりました。
また、インターネット上で多弦楽器やマニアックな楽器の情報を収集する中で、ベトナムのINYEN VINAというOEMメーカーのオーダーメイドを紹介したことが一時的に(良くも悪くも)話題になりました。
ある意味でこれも、私の楽器への関わりを維持してくれた出来事だったと言えます。
このような経緯を経て、私は現在に至るまで音楽への興味関心を失わずにいます。
これらの縁がなければ、演奏活動から完全に引退していたかもしれません。
若い頃には「自分の人生に他者からの影響などない」と考えていましたが、これを読んでくださっている方を含め、今では人との縁に感謝しています。
1人バンド本格始動の経緯
10数年前になりますが、私はOVERACTIVE IMAGINATIONという名義で打ち込みデスメタルの楽曲をいくつか作成し、MySpaceで公開していました。
ただ、当時の制作環境にはかなり難があり、曲のクオリティも含めて今の感覚でブラッシュアップしたいという思いがありました。
また、ORCUS加入後にもバンド用に何曲か作ったのですが、その曲をスタジオで合わせるに至ったのはごく一部のみでした。
こちらも世に出る機会はもう無さそうです。
結果、死蔵している曲のストックはそれなりにあります。
これらの曲を、今現在の自分の趣味丸出しにリメイクしたうえで独力でリリースできないだろうか?
Ryosuke君は別のバンドSPARGANUM PROLIFERUMに結成メンバーとして参加し、アルバムをリリース。
SNSで知り合った同世代の人たちも、それぞれのやり方でライブ活動や音源制作を継続しています。
ベトナムの一件以降やり取りするようになったベーシストのフータ君に至っては、PARAMENAのメンバーとしてドイツのメタルフェスWacken Open Airへの出演を勝ち取ってみせました。
かつてのバンド仲間が大病を患ったことや、先日数年ぶりに会った従妹がデザイナーとしても同人作家としても精力的に活動していると知ったことにも強く影響されました。
このままダラダラしていては、自分だけ何も形に残せないまま40歳になってしまいます。
30代のうちに絶対に音源を出そう。仮に一曲だけでも必ず出そう。という決意のもと、以前から考えていたこのPHILOSODOMY(PHILOSOPHYとSODOMYを組み合わせた造語)という名義で、勢い任せに楽曲の録音をスタートすることにしました。
今後の計画について
私は障害者雇用でフルタイム就労しながら3人の息子を育てている身であり、使える時間もお金もかなり制限があります。
が、ギターもベースもパソコンもオーディオインターフェースもあります。
なんとかなるでしょう。
演奏技術に関してはもっと納得できるレベルまで持っていきたかったですが、仕方ありません。
ズルと言われようが、パンチインもタイムストレッチも使いまくります。
ドラムは打ち込みなのでどうとでもなります。
ロゴも自分で作りました。
そのあたりの手順についても記事に書ければと思っています。
なんせ、世の中には意外と「貧乏DIY1人メタルバンド」に関する日本語の情報がないのです。
そういうのをやっている人はたくさんいるはずなのですが、そのための情報はライブシーンを含めたリアルのコミュニティに出入りしている人たちの間だけで共有されている感があります。
私はライブハウスの雰囲気が苦手なこともあり、この風潮が20年以上前から嫌だったので、自分で調べて分かったことは極力このブログで共有したいと思います。
そんなやり方は認めない?うるせえなこっち来んなよ。