【一般家庭のマキタ掃除機の選び方】18V CL286FDを実際に買って分かったメリット・注意点

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ゴミがしっかり吸える充電式スティッククリーナーに買い替えたくて、今回初めてMAKITAの掃除機を導入しました。
MAKITA掃除機は意外と機種が多く、家電店にあまり置いていないこともあって、どれを選べばいいか悩む人も多いと思います。
私自身も色々調べましたが、ネットには古い記事やAI生成の誤情報も多かったので、私が今回購入した現行機種について周辺機器を含めた選び方のポイントを解説します。

買い替えは大正解

最初に結論を言ってしまうと、MAKITAの18Vサイクロン式掃除機「CL286FD」は、「床のゴミをしっかり吸ってほしい」「バッテリー寿命を気にせず長く使いたい」という人にはかなりおすすめです。
実際にしばらく使ってみて、強力な吸引力にとても満足しています。
一方で、モーター内蔵のパワーヘッドや自立スタンドなど、一般的な家庭用スティッククリーナーが持つ便利機能を期待する人には物足りないかもしれません。

私が掃除機を買い替えた最大のきっかけは、直近で使っていたAQUAの安物スティッククリーナーが、乾いた米粒すら吸えないという完全なパワー不足だったことでした。
掃除機の能力は、昔は「吸込仕事率」で表示されていましたが、最近はメーカーごとに書き方が違ったり、そもそも数値化されていなかったりと、単純な比較がしにくくなっています。
メーカーが宣伝するスペックと実際に使った体感が合わないことも多いので、掃除機選びは簡単ではありません。

私が掃除機に求めていた条件は3つです。
・床のゴミをきちんと吸える
・バッテリーを交換でき、劣化を気にせず長く使える
・キャニスター式ほど大げさではなく、気軽に使える

過去に使っていたスティッククリーナーは、ゴミを吸う能力や、数年でバッテリーが劣化するという部分で不満がありました。
そこで候補になったのが、電動工具メーカーとして知られるMAKITAの掃除機の中でも2023年に発売された18Vのシリーズでした。
この記事では、CL286FDを購入・使用して分かったこと、18Vを選んだ理由、バッテリー容量、カプセル式・紙パック式・サイクロン式の違いまで、初めてMAKITA掃除機を検討している人にも分かりやすくまとめます。

なお、色は白と緑(オリーブ)があり、私は緑にしました。
(※通販で購入する場合かなり価格差がありますが、安い順に探す際は型番(サイクロンなら「286」)を間違えないよう注意してください。)

MAKITAかHiKOKIか

バッテリー着脱が可能でパワフルなスティッククリーナーとして、日本の工業機器メーカーの掃除機という選択肢があります。
こういった掃除機は電動ドリル等の充電式工具とバッテリーが共用できますし、大工さんの現場でも使われており、耐久性は折り紙付きです。

その手のメーカーで掃除機を選ぶなら、候補はMAKITA(マキタ)かHiKOKI(ハイコーキ ※旧:日立工機)です。
既に何かバッテリー式の電動工具を持っているなら、それと流用できるものを選ぶのが手っ取り早いです。

特に手持ちの工具もなく、ゼロから買いそろえるのであれば、AmazonのHiKOKIのストアではちょこちょこ値引きセールが実施されているので一度チェックしてみてもいいかもしれません。
対するMAKITAは、あまりセール価格になるのを見かけませんが、清掃業の方がよくMAKITAを使っていることからも分かる通り、掃除機の性能が高く評価されています。

私が最終的にMAKITAを選んだのは、「MAKITAのバッテリーで動かせる他社製工具」の存在が決め手でした。
MAKITAの18Vバッテリーは広く普及しているため、例えばこのドリルのような、MAKITAの18Vバッテリーがそのまま使える安価な他社製品が結構あるのです。
プロ用の本格的な電動工具を買い揃えるまではいかないとしても、ちょっとしたDIY用の工具を買う予定がある人ならこれは大きなポイントになると思います。

何ボルトのモデルを選ぶべき?

MAKITAの掃除機は電圧(V:ボルト)が複数種類あり、7.2V、10.8V、14.4V、18V、さらに40Vまで幅があります。
電圧が低いモデルの方が価格が安く、電圧が高いほどハイパワーになりますが、これまたバッテリーの使い勝手も重要になってきます。

先に紹介した電動ドリルのような「マキタバッテリーが使える安い他社製工具」というのは大体18Vバッテリーを前提としており、それ以外のバッテリーは「幅広く使える」とは言い難いです。
また、前に10.8Vの掃除機を触ったことがあるのですが、電圧が低いと吸引力にやや不足感がありますし、かといって40Vは家庭用にはオーバーなので、掃除機とバッテリーを一から買い揃えるなら18Vが一番便利に使えると判断しました。
家庭用掃除機のほかにも今後充電式工具を増やす可能性があるなら、私は18Vをおすすめします。

カプセルか紙パックかサイクロンか

MAKITAの掃除機は、吸い込んだゴミを溜める仕組みが3種類あります。
2023年発売の最新の18Vモデルだと、カプセル式が「CL284FD」、紙パック式が「CL285FD」、サイクロン式が私の購入した「CL286FD」になります。

「カプセル式」は家庭用掃除機ではあまり聞きませんが、雑に言うと本体の中にそのままゴミを溜め、カバー部分をガバッと開けて捨てる仕組みです。
ゴミをためる容量は多いのですが、捨てる時にゴミが飛び散りやすいうえ面倒なので、一般家庭で使うにはおすすめできません。
家庭用途で「カプセル式は楽ちん!」とか書いてる人がたまにいますが「ほんまか?」という感じです。

となると紙パックかサイクロンのどちらかです。
サイクロンは、紙パックと違って消耗品を買い続ける必要がなく、ランニングコストがかからないことがメリットです。
また、ゴミを溜めるカップの着脱の構造がよくできていて、掃除のたびに毎回ゴミを捨てるのも全く苦にならないので、個人的にはサイクロンにして正解だったと思います。

バッテリーはどれを選ぶ?

バッテリーを持っていないのであれば、本体に加えてバッテリーと充電器も買わなければいけません。
なお、同じMAKITA製品であっても、安い10.8Vの掃除機にハイパワーな18Vのバッテリーを使ったりというような流用はできないことに注意してください。
18Vの掃除機を選んだなら、同じ18Vのバッテリーと、その18Vバッテリーを充電できる充電器が必要です。

そして、18V掃除機に使えるMAKITAバッテリーの中にも複数の種類があります。
「BL18〇〇B」というのが基本的な商品名で、〇〇に入る数字によってAh(アンペアアワー/アンペア時)が異なり、バッテリーの容量=どれぐらいの時間使えるかが変わってきます。
この数字が大きいほどフル充電からの電池が長持ちしますが、大きいほど重量も重くなるので、掃除機の使い勝手に悪影響が出ます。
掃除機に使うのであれば、3.0AhのBL1830Bあたりがちょうどいいと思います。

私が住んでいるのは2階建ての狭小一戸建てで、全体的になんとなく掃除するのであればこれで足ります。

スティッククリーナーをメインの掃除機として毎回隅々まで掃除をしたい人や、広い家に住んでいる人であれば、もう一つ上の容量のBL1860Bもありかもしれません。

充電器もいくつか種類がありますが、安いDC18WCで十分です。

純正バッテリーは高い!安い互換バッテリーでもいい?

MAKITAバッテリーには、マキタ社が作っている純正バッテリーと、他の会社が作っている互換バッテリーがあります。
互換バッテリーの方が圧倒的に安いですが、その品質はピンキリで、中身の良し悪しは保証できません。
YouTubeの動画等で「高品質な互換バッテリー」と紹介されているものでも、Amazonのレビューを見ると初期不良や出力の問題が書かれていたりします。

過去に掃除機本体を値段だけで選んで失敗したわけですから、バッテリーも安さだけで選ぶべきではないと考えます。
また、当然マキタ社も「純正以外のバッテリー等に起因する事故には一切責任を負わない」と明言しています。
せっかく買ったCL286FDを長く使うためにも、私は高くても純正バッテリーを使うことにしています。

バッテリーは何個買う?予備は必要?

バッテリーの予備があるに越したことはないですが、純正品で全部そろえるとなると費用もかさみます。
結論、無理にバッテリーを2個買う必要はなく、とりあえずは1個あれば大丈夫です。
これには、掃除機の使い方やバッテリーの充電の仕方も関係します。

まず、掃除機の使い方について。
現行最新モデルのMAKITA18V掃除機シリーズは、パワー切替が4段階となっています。
一番強いモードにするとパワフルすぎるぐらいで、床に置いたカーペットが浮き上がってしまうほどです。
通常の家庭掃除であれば3番目ぐらいで事足りますし、バッテリーも結構もちます。

そして、充電の仕方について。
昔の充電器(ニッケルカドミウム電池)は、長持ちさせるために電池を使い切ってから充電すべきと言われており、その印象から今でもバッテリー製品を充電が切れるまで使う癖がついている人もいると思います。
しかし、MAKITAバッテリーを含む最近の充電池(リチウムイオン電池)は、充電を使い切らず、減った分を都度充電する「継ぎ足し充電」で問題ないものです。
そのため、1回の掃除でバッテリーが切れなかった場合、「充電の残りが減った状態のまま置いておいて次回の掃除をし、充電がカラになるまで使う」のではなく、私は掃除後にバッテリー残量が残っていてもその都度充電する使い方をしています。
これにより、毎回フル充電の状態で掃除をスタートすることができます。

先に書いた通り、私の家は狭小2階建て住宅です。
BL1830Bのフル充電でパワー3ぐらいで家全体をなんとなく掃除すると、そこそこ充電が減るものの、途中で完全に電池切れにはなりません。
1回使ったらバッテリーを充電する使い方であれば、現状バッテリーは1個でも問題ないのです。

CL286FDのちょっとだけ惜しい注意点

ここまでを踏まえ、使い勝手は非常に良いと思っていますが、現代の家庭用掃除機としてちょっと弱い点もあります。

まず、パワーヘッドではない点。
最近の掃除機ヘッドはパワーヘッドといって、モーター内蔵でカーペット等のゴミのかき出しに対応しているのが当たり前ですが、MAKITA掃除機のヘッドにはそういった電気的な仕組みはありません。
ゴムワイパーがついているだけの、本当に昔ながらのというか、昭和の掃除機のようなツラです。

そのため、軽いカーペットをハイパワーで掃除すると持ち上げてしまうので、そういう場所を掃除するときは弱いモードに切り替えて掃除するしかありません。

とはいえ、パワーヘッドには髪の毛が絡んでしまうという欠点もあります。
パワーヘッドの掃除機のブラシに巻き付いた髪の毛を外すのは大変ですし、シンプルな構造ゆえ壊れにくいというのはメリットにもなります。

別売品として、毛足の短いブラシが付いたカーペットノズル(これも昔ながらの構造ではある)も存在するので、これに交換するのもありかもしれません。

また、自立しないのが嫌だという人もいるでしょう。
スタンドも付属しないので、部屋の隅に立てかけておくのが不安であれば、壁に何らかのフックを設置して引っ掛けるなり、別途スタンドを買うなりする必要もあります。

とはいえ、掃除機に求める「床のゴミを吸う」という働きは十二分に果たしてくれるので、付加的な機能がいらない人にはかなり良いといえるでしょう。
工具との流用を特に考えない人にも普通におすすめできる、不器用ながら優秀な掃除機だと思いました。

【結局何を買えばいい?おすすめの組み合わせ】

・18Vサイクロン掃除機本体

・容量3.0Ahの18Vバッテリー

・18Vバッテリー用充電器

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